各地の事例
これまでオープンシステムで竣工した全国の現場の事例集です。事例がどんどん増えてます。
 

けやき台の家新築工事(狭小地に建つ木造3階の家)
  埼玉県所沢市けやき台/(株)久一設計/2004年11月

外観写真

狭小地(69.71平方メートル)に建築面積40.78u、延べ床面積108.13uの
木造軸組み工法3階建てを建築しました。軸組みは、柱は4寸角のヒノキ
梁は米松を使用しています。オープンシステムならではに、材工を分離し
ローコストであるが、自然素材にこだわった家を目指しました。
屋根はコロニアル、外壁はマジックコートの左官仕上げで、掻き落とし風
のあじわいがでました。バルコニーは、あえて防水をしないデッキタイプ
の後付け型にしました。木のバルコニーは、まめに塗装してあげないと長
持ちしません。本体の構造に影響が少ない方法としての選択です。3階に
2坪のルーフバルコニーからは、爽やかな風と、光が差し込みます。
契約から基礎工事までの風景

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        左上の写真はオープンシステムならではの契約会の風景です。建築主と専門工事業者
       が一堂に会して契約します。顔の見える家造りは一括請負にはない雰囲気です。    
        さて、着工して解体してみると基礎は鉄筋の無い布基礎でした。大地震が無くて、本当
       に良かった。昔の建物では、結構あることです。                 
        次はまず地盤の確認です。地盤調査は必ず行いましょう。地面の下は、見えないだけに
       心配ですから・・・・。当社では、必ず確認するようにしています。        
        基礎で重要なのは鉄筋とコンクリート。まずは鉄筋の検査です。構造計算に基づいて書
       かれた図面の通り、配筋出来ているかチェックします。チェックのポイントはたくさんありま
       すので、詳しく勉強されたい方はご連絡下さい。              
        次にコンクリートの打設は、バイブレーターという振動させる機械を用いて、締め固めなが
       ら打設します。そして品質の試験を行い、強度確認のためにサンプルを採ります。
        コンクリートの強度は、採取したサンプルの破壊試験により行われます。通常3日目、7日
       目、28日目と3回に分けて行います。それぞれで基準の強度が得られているか確認します。
        この様にして、ようやく基礎工事まで完了します。
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軸組みから仕上げまで

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        基礎工事が終わると、いよいよ上棟です。通常クレーンなどを使って1日で完了します。
       上棟するとまず初めに屋根を葺き、雨に備えます。その後外壁や内壁の工事へと続きます。
        軸組みは構造上重要な部分ですので、特にで注意して監理する必要があります。材料や
       寸法、間隔、等々たくさんのチェックポイントがありますが、構造材同士を緊結する金物関係
       は地震時には力を伝達する重要な役目のものです。
        最近では一般的になった通気工法は、構造体(柱や梁)の腐朽を防ぐ効果が有るとされ、
       住宅金融公庫では耐久性を高める為の工法とされています。
        外壁の仕上げは、サイディングなど工期を短縮する物が多用されていますが、本工事では
       左官仕上げとしました。左官仕上げは工場生産品と違い、独特の風格があります。職人の技
       術により、独特の模様や他に無いデザインが可能になります。写真はモルタル下地のための
       ラスと呼ばれる補強用の金網を張っているところです。左官仕上げの欠点であるひび割れを
       防止するための物で、特に窓のコーナー部分などは割れやすいので、増し張りをします。
        省エネで重要なのは断熱はもちろんですが、気密が大切です。写真は床の気密のために
       断熱にさきがけ、隙間無くシートを敷き詰めて気密を確保しているところです。
        木造住宅の防水工事では、FRPによるものが一般的です。ここでは立ち上がりの寸法や
       コーナー部分、掃き出しのサッシュ下、雨水排水のドレン廻りなど特に注意が必要です。
        設備や電気工事の配管、配線については専門の知識が必要なので詳しくは述べませんが、
       維持管理に必要な点検口や将来を見通した計画が重要です。
        最後に断熱材は、機密性を重視して吹付けによる工法にしました。写真は、アイシネンの
       施工が完了したところです。高気密・高断熱により夏涼しく、冬暖かい省エネ住宅になりま
       した。
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工事に参加、セルフビルド

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        オープンシステム(分離発注)での家造りの、もう一つの特徴は工事に参加(セルフビル
       ド)できる事です。建築主も家造りに参加し、楽しみながら「愛しい我が家」を造って行き
       ます。今回は、玄関アプローチにカラフルな玉砂利を敷きこむ工事と、木製建具につける、
       ステンドグラスを創ってもらいました。
        家に帰るたびに目にするアプローチの玉砂利は、デザインと色の配分に苦労して、汗びっ
       しょりになりながら、でも楽しそうにやられています。
        ステンドグラスは皆がそれぞれに徹夜で考えたデザインを、一生懸命に作って行きます。
       小学生のお嬢さんも楽しそうに、そして真剣に作ります。この完成品をご覧下さい。1日が
       かりで仕上げました。結構、素敵な出来上がりでしょ?皆さんも、如何ですか?
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内観写真


木造3階建ての住宅です。自然素材を使って仕上げました。玄関ドアは
無垢のヒバ材でリボスで塗装しています。ホール、階段、2階のLDK
の壁はカルヌーボ(プラスター系の材料)を使い左官で仕上げました。
鏝のむらが独特の陰影を浮き立たせ、大人の雰囲気を作り出します。2
階のリビングダイニングの床と天井は無垢の杉板張りで、天井を少しで
も高くするため、米松の梁を現しにしました。3階は寝室と子供室です。
2間の続き部屋で中央の建具を取れば大きな部屋として使えます。3階
の寝室の天井は、勾配天井にして開放的な空間を造りました。
建築場所 埼玉県所沢市けやき台
建物構造 木造3階建て
延べ面積 108.13u
着工年月日 2004年4月
竣工年月日 2004年11月
杉板張り
カルヌーボ左官仕上げ・エコクロス
天井 杉板張り・エコクロス
屋根 コロニアル葺き
外壁材他 マジックコート左官仕上げ
掲載者 株式会社 久一設計
関連HP http://www.kyuichi.com




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