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『高知新聞』〜2003年2月1日
  高知市で9日に講演会

建築費の軽減図る家づくり方法紹介
高知市で9日に講演会
写真 住宅メーカーや工務店を通さずに、内装などの工事を専門業者に分離発注して工事費の低減を図る新建築方式「オープンシステム」の家づくり講演会が9日、高知市の高知共済会館で開かれる。
 本県の3社を含む全国251の建築設計事務所でつくる「オープンシステムネットワーク会議」(代表=山中省吾・オープンネット社長、鳥取県米子市)の主催。
 同システムは、設計事務所が建築主の委託を受け設計から完成まで一連の業務を管理し、大工仕事や内装、設備工事などを各工事ごとに専門業者に分離発注する手法。住宅メーカーなどの元請けや系列の下請け業者を介さないため、全国で「中間マージンがいらず、工事費が10〜20%軽減できる」と注目されている。昨年、全国で330棟(うち県内は9棟)が建設された。
 建築主らの好反響を背景に、同会議は昨年12月、この手法で建てた住宅の紹介や建築主の感想、アンケート結果を掲載した雑誌「価格の見える家づくり2 実践編」(コスモリバティ社刊、定価1500円)を出版。これを記念して、全国各地を巡る講演会を計画した。
 本県では、9日午後1時半から同4時まで、高知市本町5丁目の高知共済会館で山中代表が、同システムの現状を含めて講演する。
 参加費は、資料代などで一般500円、設計事務所、専門工事業者1000円。定員は100人。申し込みは同会議四国統括幹事事務所=高知市愛宕山南町、堀内計画設計研究所(電話088-872-7155)
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