オープンシステム関連情報
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『住宅九州新聞』2004年6月29日
  全員ら70名が参加〜オープンシステム講演会

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会員ら70名が参加

〜アミカスホールでCM(コンストラクション・マネジメント)の実務研修会を開いた〜


 工務店やハウスメーカーを通さず、施主による直接発注方式(CM=分離発注方式)を提唱する建築士の団体「オープンシステムネットワーク会議」は、6月4日、福岡市南区高宮のアミカスホールで、CM(コンストラクション・マネジメント)の実務研修会を開いた。

 全国の主要都市で順次行っている勉強会で、九州での開催は今年に入って2回目。ネットワークの会員と非会員とあわせて約70名が参加した。
 なぜ、「オープンシステム」なのか。 星野さんは語る。
 「下請け、孫請けという旧態依然とした多重下請け構造にある建築業界。本来『家づくり』の主体であるはずのユーザーが置き去りにされているという現状をなんとか変えたい。
 『いい家』をつくるためには、発注者(施主)、建築士、職人のそれぞれが責任を全うし、協力し合うしかない。オープンシステムならそれができる。」

 オープンシステムは建築士がコーディネーターとなって、施主と各専門工事業者が直接工事の契約を結ぶ方式。中間コストを省き、総経費が安くなるのは勿論だが、1つの作業、材料にいくらかかるかをはっきりさせた上で建築するので、
 逆に費用をかけてでもこだわりたい部分は徹底して追求することができる。すなわち、施主の理想に限りなく近づけられるというのが最大のメリットだ。

 専門工事の業者は、入札によって決まる。価格を発注者から叩かれることもなく、各社の担当が明瞭なので手抜きもない。まず品質には自信を持てると言う。「職人さんからは『最近なかなか腕を揮う機会がない』と言う声を聞く。われわれ設計士に対しても同じ。
 力を出し切れていないと思う。アメリカでは建築士に対する社会的評価は非常に高いが日本では低い。でもそれを嘆く前に自分でできることをやって変えていくことが大切なのでは」。
 
 それが、星野さんにとっての「オープンシステム」だ。設計図を描くだけでなく、現場で職人とともに汗をかき、施主と膝をあわせて何度も話し合う。見積、保証、ローン・・・その全てに関わることは、今までの建築士と言う枠には収まりきれない。
 それでもそこには他では出られない充実感、信頼関係が生まれる。オープンシステムこそ建築士として最高のパフォーマンスができる舞台ー星野さんは、自分の思いを自分の言葉で参加者たちに語っていった。

 オープンシステムでは、断固として『請負はやらない』。やれば即退会と言う厳しさもある。だから、なかなか会員が増えないという悩みもあるが、インターネットや講演会などを通じて情報を発信し、じわじわと裾野を広げてきている。さらに同会議は、5月27日〜29日の3日間
 福岡国際会議場で開かれた「住環境&ヘルスケア西日本2004」にも出展した。イベントへの出展は初めてだったが、多くの来場者があり、手応えも上々だったよう。
 次回の勉強会は、8月27日13時から、同・アミカスホールで。なお、この勉強会は、日本建築士会連合会、日本建築家協会のCPD認定プログラムの指定も受けている。参加者には証明書が発行されるので、「会員以外でも気軽に参加してほしい」と呼びかけている。
掲載者 word.co@jcom.home.ne.jp
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