(社)日本建築士会連合会/(社)日本建築家協会 CPD認定プログラム
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第18回 大阪会場 8月6日(金)
大阪市北区天満:大阪工業技術専門学校
第18回 大阪会場 8月6日(金)
参加者60名(内 オープンネット会員47名、一般9名、学生4名)
当日プログラム
第1部「オープンシステム通論」
〜分割請負契約と建物登録制度について〜
講師:桐山貞善
(岐阜県大垣市(株)現代設計事務所 代表)
第2部「オープンシステム実務編」会員事務所事例報告
講師:西村 旭
(鳥取県米子市 (有)山中設計)
第3部「高専学生とのコラボレーション」の経過報告
特別講師:山田 雄一
(石川県金沢市(株)みずほ建築事務所 代表)
質疑タイム
座談会(会場移動)〜
左から桐山貞義、西村旭、山田雄一
第1部 プロローグ(桐山貞義)
「『君たちは良いことをしているね』と同業者から、まるで他人事のようによく言われる。
しかし、私たちは特別なことをしているわけではない。
当たり前に、自分のできる範囲でやっているに過ぎない・・・」
第2部 プロローグ(西村旭)
「CMで設計を学び、CMで建築コストを学び、CMで現場を学び、CMで建物の造り方を学んできました。
今も同じですが、CMしか知りません、
まだまだ発展途上ですが、CMしか知らない奴の話を聞いてやって下さい」
プレゼンテーション プロローグ(山田雄一)
「企業側から見返りを期待してのコラボレートではなく、我々のコラボレートは純粋に学生のためであり、
住宅建築を通して地球環境等も一緒に考え、建築士の卵たちと議論していく。
学術的なものとは違ったいい経験になるであろう。」
■ アンケートによる講義の感想 ■
第1部
『少し眠くなっちゃいましたが、これからの時代建築の世界で飯を食べていくのなら、知っておくべき知識がたくさんあったと思います。』(学生)
『多くの実績の経験を持つ桐山氏の話は説得力が感じられる。』(OS会員)
第2部
『若いのにしっかりしているので感心しました。』(OS会員)
『落ち着いた語り口で分かりやすかった。』(OS会員)
『もう少し写真、画像がほしかった』(OS会員)
『共感できるお話でした』(OS会員)
『内実がうかがえて、リアリティーもありよかった』(OS会員)
■ 高専生とのコラボレーション進行状況 ■
基本プラン→概算予算作成と実地設計→図面作成→意匠模型,構造模型作成→施主承認→見積もり依頼
現在、専門工事業者との契約(分離発注のため)も終わり基礎工事が始まった…
『自分が携わった図面なり模型が、本当に出来上がっていくのは楽しいであろう。
学生たちの目が輝いている。』
今回、関西地区は『座談会』という試みをしてみました。
研修会が終了し参加者を募ると、ほとんどの方々が参加され、参加者52名となりました。
座談会の形式は、5グループが各テーブルに分かれテーブルリーダーがおかれました。
テーブルリーダーは参加者皆が会話出来るような進行の役です。
時間は2時間ぐらい、軽食をとりながらのリラックス気分で始まりました。
@自己紹介
Aテーマ ⇒CMの設計ポイント
⇒積算の仕方とコストの調整
⇒CMの現場管理
のようなテーマで、話が進むはずでしたが、ほとんどが脱線状態で、
各テーブルで自由にテーマが生まれあちらこちらで活発な声が聞こえてきました。
テーブルによっては、皆が活発すぎてリーダーがあたふたと汗っかき状態のところもありました。
最後にテーブルリーダーが自分たちのグループがどのようなテーマで議論をし、
どんな結論が出たのか取りまとめて発表しました。
結論が出なかったテーブルでは、まとまらない話をリーダーが何とかまとめたりしていました。
発表内容としては、
『施主とのコミュニケーションが大事である』
『インフォームドコンセプト(説明をうけた上での同意の意)』
『信頼関係を築く』
など・・・
が印象的でした。
座談会終了後、参加者たちは話し足りない気持ちをもって懇親会へと向かいました。
『座談会』という試み、大成功に終ったようでした!!
掲載者
オープンネット/後藤
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